奈良公園のアクセス・ランチ・鹿・マップ。春日大社の見どころや藤。

春日大社 見所公園

奈良公園まで車で行きました/大阪

関西観光 スポット
春日大社/中門・御廊

写真は春日大社の中門・御廊です。

奈良公園/アクセス

奈良公園/駐車場

関西観光 スポット

新御堂筋で千里中央、近畿自動車道の吹田、東大阪で阪神高速13号で四条畷まで行き、阪奈道路に入って奈良まで行きます。

阪奈道路を降りると奈良です。一般道を走ってると間もなく左手に朱雀門。しばらく行くと近鉄奈良駅です。もう着いたようなものです。すぐそばの奈良県庁の駐車場に車を停めます。奈良公園の中にも興福寺駐車場があります。春日大社にもあります。筆者はたいてい奈良県庁の駐車場か、その辺りに停めます。写真は阪奈道路。

新大阪から電車で奈良へ

ちなみに新幹線で来たら、新大阪駅で地下鉄新御堂筋線に乗り、なんば駅で降ります。15分ぐらいでしょうか。なんばで近鉄に乗り換えて奈良線で奈良まで行きます。急行で40分ぐらいです。

奈良公園/観光

奈良公園/マップ

春日大社 アクセス

県庁前の信号を渡ると奈良公園です。春日大社へまっすぐ向かいます。春日大社さんのお参りがメインです。上の写真、左上が県庁、真ん中の○印が奈良公園に入るところ。興福寺とか猿沢の池はすぐそばです。

奈良公園/ランチ

県庁前の信号を渡ってまっすぐどん突きまで行くと三条通り。☓印のところです。そのまま三角印まで行けば春日大社の一の鳥居があります。ふつうの車道なので、たいていその手前、○印と☓印の間の道へ入ります。ちなみに、三条通りを地図上で左へ行くと猿沢の池へ行きます。お腹が空いてるときはその辺りから近鉄奈良駅方面、あるいは北室町あたりまでに甘味どころやパン屋、カフェなどいろいろあります。公園に入るとなにもないので、腹ごしらえするならこの辺りですね。奈良ホテルは荒池の方にあります。

奈良公園 駐車場

上図のような案内板がいたるところに立ってます。

奈良公園/鹿

奈良公園 駐車場

一の鳥居前の車道です。

奈良公園
奈良公園
奈良公園 馬出橋
奈良公園

春日大社の参道に入ります。一の鳥居をくぐると道なりに見所がつづきます。影向の松(ようごうのまつ)、馬出橋(まだしのばし)、御旅所(おたびしょ)、飛火野(とびひの)です。古(いにしえ)の都の歴史感というか、そっけないからこその本物感があります。春日大社の見どころです。もうあちこちに鹿がたくさんいます。写真二枚目から影向の松、馬出橋、飛火野の大楠です。そのまま行くと、ちょっと変わった洋館が左に見えてきます。

奈良国立博物館

奈良公園

奈良国立博物館/仏教美術資料研究センター /旧・奈良県物産陳列館です。明治35年(1902)竣工、建築史学者で当時奈良県技師として古社寺保存修理事業に尽力した関野貞(せきのただし)(1867-1935)の設計です。木造桟瓦葺(さんがわらぶき)で、小屋組(こやぐみ)や壁などに西洋建築の技術をとりいれつつも、割束(わりづか)、蟇股(かえるまた)、虹梁(こうりょう)、舟肘木(ふなひじき)など、飛鳥時代から鎌倉時代にかけての伝統的な日本建築様式も取れ入れてます。昭和58年(1983)に重要文化財指定。

-公式HP抜粋引用- https://www.narahaku.go.jp/guide/05.html

奈良国立博物館管轄の仏教美術センターです。建物が魅力的。窓も意匠を凝らしてるというか、変わった形をしています。なんとなくですが、長崎にありそうな気がするのは筆者だけでしょうか。とても安定感があって、和洋折衷のひとつの完成形に見えます。

奈良公園/カフェ

奈良公園
奈良公園 鹿

奈良公園のカフェといえばここです。純日本風のお休み処。平野茶屋。奈良国立博物館/仏教美術資料研究センターの道のそばにあります。奈良公園の鹿さんと茶屋のツーショットです。新緑がきれいでした。

春日大社の見どころ

春日大社/二の鳥居

春日大社
春日大社

そのまま道なりに行くと二の鳥居。石灯篭が立ち並びます。ここから参道という感じがします。どんどん歩いて、左に折れると桜門。春日大社に到着です。

春日大社/中門/御廊

春日大社
春日大社

桜門をくぐるとすぐに弊殿があります。その奥に中門・御廊がそびえてます。春日大社の写真といえばこちらを思い浮かべる方は多いでしょう。なんというか、落ち着きますね。

春日大社の灯篭

春日大社
春日大社
春日大社 釣灯篭

春日大社といえば灯篭といっていいほど灯篭がたくさんあります。石灯篭、釣鐘灯篭、釣灯篭、の三種類ですね。釣鐘は金色です。石灯篭が2000、釣鐘と釣灯篭が1000で、合わせて3000あります。そのすべてに火が灯されるのが万燈篭です。年に二回、お盆と節分の時期に毎年行われます。8月と2月ですね。3,000円の初穂料を納めれば願い事を紙に記して奉納献灯することができます。800年前から行われています。 朱色の春日灯篭というのもあるそうです。歴史上の著名な人物が寄贈寄進したものもあります。

春日大社/藤浪之屋(ふじなみのや)

春日大社 万灯篭

御本殿の左後ろ、宝庫の奥にある「藤波之屋」では、春日大社の万灯篭の様子を常時再現しています。少しですが、その幽玄さというか、幻想的な雰囲気はわかります。

天地人 /直江兼次ら灯篭を寄進した方々

NHK大河で有名な直江兼次。慶長5年(1600)12月に兼続の娘、於松(おまつ)の名前で奉納されています。五摂家のひとつである近衛家の近衛篤麿、第5代将軍徳川綱吉、藤堂高虎、宇喜多秀家などなど。著名な武将の中にあまり見なれない近衛篤麿(このえあつまろ)は明治の頃の学習院長で、息子の近衞文麿(このえふみまろ)は総理大臣を三度務めています。農林大臣や外務大臣も兼任してたときも。その息子は総理大臣の細川護煕。近衞文麿の孫にあたりますね。

春日大社/大杉

春日大社
春日大社

中門・桜門の前で左に行くと大杉。そびえています。神社の御神木は見ると安心しますね。そこから順に内侍殿、風宮神社、宝庫、多賀神社、藤浪之屋と見ていきました。

春日大社/多賀神社

多賀神社
多賀神社

多賀神社(たがじんじゃ)は、春日大社の御本殿の左奥にあります。久安2年(平安時代/1146年)に近江国(現在の滋賀県)の多賀大社からの分霊として祀られています。御祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)。

鎌倉時代、重源上人が東大寺の大仏殿を再建する際に、近江の多賀神社に祈願して延命を得て、無事に大仏殿が完成させたと言われています。ここから延命長寿や仕事を完遂させる神様として信仰されています。

祈願の際に、長寿のお告げを示す「莚」の字が浮き上がった虫食いの葉がどこからか舞ってきたという逸話も残っています。

春日大社/藤

春日大社
春日大社 藤

春日大社は藤が有名です。弊殿の斜め前に「砂ずりの藤」があります。社紋も下がり藤です。咲くとなんともいえない風情があります(1度だけ見ました)。4月下旬から5月上旬ぐらいが見ごろです。花言葉は「歓迎」「恋に酔う」「陶酔」。 撮影日は家族の予定が合わずに藤が終わった頃でした。その代わりに巫女さん。藤の花かんざしです。

「砂ずりの藤」だけでなく、境内のあちこちに自生している藤もあるということなので、季節のときに探してみるのも楽しいかもしれませんね。 多賀神社の前にも藤棚があります。

万葉植物園

春日大社

真ん中の赤い印が万葉植物園。藤ばかり200も集めた「藤の園」があります。日本最古(1932年/昭和7年―)の万葉植物園です。万葉集に出てくる歌に詠まれてる植物を集めています。万葉植物園と謳ったところは日本各地に数十あります。

右下の二の鳥居(赤丸印)と萬葉植物園を結んで、その先をまっすぐのばした線上に東大寺があります。地図の左上のさらに上です。植物園から歩くと東大寺までだいたい二十分ぐらいでしょうか。感覚的ですが。ちなみに万葉植物園を地図上にまっすぐ上に行くと二月堂で、右上へ行くと若草山です。ざっくりですが。

春日大社/若宮神社

春日大社
春日大社
春日大社
春日大社
春日大社

桂昌殿、酒殿、竈殿、などを撮影して、来た道を戻りました。桜門を出ると神楽殿と若宮神社へ向かいました。ちょうど鹿が一頭歩いてて、御間道(あおいみち)や神楽殿の階段のところにいるところを撮影できました。ラッキーでした。新緑もきれいです。御間道にずらっと並んでいるのが、御間型灯籠(あおいがたとうろう)です。若宮神社の絵馬はハート型です。写真は桂昌殿、御間道、神楽殿と鹿、若宮神社の絵馬、金龍神社です。若宮神社は絵馬の写真の右手になります。神職の方が拝礼されていたので撮影しませんでした。

春日大社 鹿

春日大社には摂社や末社がたくさんあります。それぞれ由緒ある神様なのでまわらない手はないです。神社の階段を鹿が上っているという、ちょっと他では見られない光景にも出会えます。

中の禰宜道(なかのねぎみち)

春日大社
春日大社

摂社や末社をまわって、そのまま道なりに出ると、林になります。上の写真のような小道や池があります。上の写真の小道にある標識には中の禰宜道と書いてあります。池はきれいなグリーンで、なにか出てきそうな神秘的な雰囲気です。

若草山と東大寺の大仏殿

若草山
若草山

春日大社の林を抜けてまた参道に戻って、さらに歩いていくと若草山。上の写真はその公園です。左奥に見えているのが大仏殿。このあと大仏殿を見て、その向こう側に出ました。奈良町で軽く食べて帰りました。

奈良公園
奈良公園
奈良公園

写真は上から、若草山、若草山の公園、東大寺大仏殿、東大寺勧学院、大仏殿と鹿の公園です。

あとがき

奈良県庁の駐車場に停めてぷらぷらと散歩気分で奈良公園、春日大社、若草山、東大寺大仏殿、とまわりました。だいたい3時間半ぐらいでした。春日大社近辺はもちろん、若草山とか大仏殿の方も食事するところがほぼないので、軽くなにか持っていくと若草山の公園などで食べることができます。お天気が良ければプチピクニック気分が味わえます。奈良公園よりは少ないですが、鹿はいます。近くにいるときに、食べ物の袋を見せると、頭を突っ込む危険性がありますのでご注意ください(経験あり)。

奈良公園/宿泊

春日大社

奈良公園のそばで宿泊するなら、奈良ホテルが歴史があって有名です。残念ながら筆者は泊まったことがありません。遊景の宿「平城」には宿泊したことがあります。新若草山ドライブウェイで行きました。春日山、東大寺や興福寺などきれいです。 奈良の景色が一望できます。大きなナスの田楽がおいしかった。どこかのホテル(ワシントンホテルかサンルート奈良?)は、朝食に名物の茶粥が出て、おいしかったです。奈良ホテルでも豪華な粥の朝食が出るようです。ほかにも朝に茶粥を出すところはあるようです。やっぱり奈良の朝食は茶粥ですね。JR奈良駅や近鉄奈良駅のそばにホテルはたくさんあります。

ちなみに新幹線で来たら、新大阪駅で地下鉄新御堂筋線に乗り、なんば駅で降ります。15分ぐらいでしょうか。¥280です。なんばで近鉄に乗り換えて奈良線で奈良まで行きます。急行で40分ぐらい。片道¥560です。つまり新大阪からでも一時間半ぐらいで行けます。¥840ですね。

ホテルは新幹線と宿泊がセットになったプランがあります。東京と新大阪の往復と朝食がついて一泊二日¥29,500(奈良ホテル)。安いところは¥22,000でした。筆者もよく日本旅行のJR+宿泊を利用しています。行くならやはり4月5月の藤と新緑の頃でしょうか。それか万灯篭が行われる2月と8月ですね。8月は14日と15日の両日、お盆真っ只中です。行った人によるとかなりの混雑のようです。節分の2月2日と3日はまだましのようですが。お盆は夜の7時始まりで、2月は6時からです。今年のGWは10連休になる人もいるようです。日本旅行から¥5,000ぐらいのクーポンの案内が来ます。これ(リンク切れかもしれません)を利用すればワンランク上のホテルに宿泊できますね。タイミングがなかなか合わないですが。

フォトライブラリー/奈良公園/春日大社

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