初天神祭

お火焚き神事
11時過ぎに到着したときには、176号線のところまで大根炊きの行列ができていました。それは関係ないので、鳥居をくぐりました。お火焚き神事が行われていました。もうもうと炎が立ち上り、3mほどの距離でも熱が感じられました。絵馬などを燃やして厄除け祈願する祭です。稲荷神社系の神事のようです。本殿を背にして左前に稲荷社もあります。お神酒もふるまわれていました。

湯立神事
湯立て神事は拝殿の正面に二つの釜を置いて、その湯に、巫女さんが手にした榊?をつけて右に左にと降ります。わりと豪快です。当然近くにいるとお湯がかかります。右と左の釜をなんどか往復。その間、祝詞が述べられます。清澄な空気が流れます。

湯立て神事が終わって大根が振舞われます。事前に引換券が神社内に置かれていて、それを持っている人が並んでいます。10時ぐらいから始まり、12時過ぎていましたので、並ぶのはそれなりに覚悟が必要ですね。もっと早く行って前の方に陣取れば、並びながら神事を見ることができます。
服部天神宮/足の神様
服部天神宮は「足の神様」として有名です。その由来は、菅原道真公が太宰府に流される途中、足の病に悩まされ、ここで村人の案内によって医薬の祖神少彦名命を祀る天神祠に詣で、その平癒を祈願されたということです。
服部天神宮境内には、拝殿、 本殿・幣殿、末社、豊中えびす神社、初酉稲荷神社、十二支稲荷社、祖霊社、祖霊社・招魂社、川辺左大臣魚名公の墓社、ぞうり堂、天神丸の碑、などの社があります。
服部天神宮の福娘/2020の記事はコチラ。
大阪天満宮の鷽替え(うそかえ)神事

神社を出て阪急電車の服部天神駅へ向かいました。去年か二年前かに服部駅から改名したそうです。町おこしでしょうか。梅田で地下鉄に乗り換えて南森町。天満宮さんの裏手から入りました。 神事の真っ最中で、茶色の小さな名刺ほどの茶色の札を神職の方が配ってました。それをそこにいる不特定多数の方と「嘘を誠に変えましょう」と言いながら名刺交換のように渡しあう神事です。
鷽替え(うそかえ)神事とは、主に菅原道真を祭神とする神社(天満宮)において行われる特殊神事。鷽(ウソ)が嘘(うそ)に通じることから、前年の災厄・凶事などを嘘とし、本年は吉となることを祈念して行われます。
賑やかに執り行われていました。筆者も数人と交換しました。最後に封を開いてアタリが出たら景品と交換してもらえます。和やかで不思議な感覚に捉われます。因みに文字が金か銀で書かれていたらアタリだそうです。
福玉まき/近本、小幡、木浪、斎藤、片山

午後4時から阪神タイガースのルーキー五人による福玉撒き。近本、小幡、木浪、斎藤、片山。それぞれ一言ずつ2年目の飛躍を語っていました。それよりも目立ったんじゃないかと思うのが神職の方(写真一番右)。選手紹介の仕方がまるで格闘技系。巻き舌で選手の名前を紹介するようでした。とても神職とは思えない腕前。芸人になれそう。というか芸人しか見えませんでした。 その調子でラストに御自身の紹介もされるというサービス精神。賑やかで楽しかったです。



福玉は残念ながら取ることができませんでした。

これらと並行して受験生の神事というか御祈祷も行われていました。本殿裏の行列はそれでした。