
山田哲生さんの個展「未知の物体」を見るため、イグエムアートというギャラリーに行ってきました。内容は、身近なもので作られたアートということになるでしょうか。入るとすべての作品をひと目で見ることができます。とても不思議な世界に引き込まれます。
ワインのコルク栓ひとつで作られた飛行機とか、小さな木にくっついた電子部品とか、ひと目で、未知の物体というタイトルがなんとなくわかります。一作品ずつ見て周りましたが、思わず顔を近づけるような作品が目白押しでした。とてもおもしろかったです。
サブタイトルというか英訳も案内状に掲載されていて「Unknown object」となっています。こちらの方がなんとなくぴったり来ました。とても明るい照明でしたが、暗いところに浮かび上がるようにしても不思議な感じが強調されそうです。
作家の山田哲生さん自らいろいろと説明をしていただきました。作品に触らせていただいたのですが、質感もわかって新しい体験でした。お話も要点を得て簡潔で、しかもジョークも混じり、裏話もあり、で普通の個展にはいおもしろさもありました。お人柄ですね。
山田さんは写真家ですが、今回のように立体造形のほか、絵画も手がけられるということでした。また、大阪府八尾市山本町南で『山田画廊』も経営、市民活動団体「写楽のつどい」の代表。と表現活動のみならず、表現者の支援支持もあわせて行われる、実に多才な方です。
今年はまだ数回さまざまな個展や合同展などに出品されるそうです。興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね。
山田哲生「未知の物体」 イグエムアート
大阪市北区西天満4-5-25北老松ビル1階
「会期:2019年8月29日(木)〜9月3日(火)
時間:12:00〜19:00 最終日17時まで
イグエムアート
山田哲生さんの個展内容も不思議な感じでしたが、ギャラリー自体もとても不思議な感じがしました。ギャラリーの壁は通常白です。美術館の特殊なものだとグレーでしょうか。イグエムアートは土壁?です。茶色というか黄土色というか、「和」というか「アジア」というか、特殊な雰囲気があります。ここに展示すると、通常のギャラリーとは違う印象が作品に加味されそうです。いろいろ試すとおもしろかもしれません。
アクセス


南森町駅から西方面。左にあるのがプレミアホテルCABIN。

角にココイチ。ここを入ります。

グーグルマップ
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大阪の道を車で走る方にはわかりやすいです。大阪メトロ谷間地線南森町駅から西へ向かうと、新御堂の北向きの上がり口があります。そこを南に入る通りを行きます。角がココイチのカレー屋さんです。しばらく行くと『加賀料理の佐助』という立派な店が。そこを右に入るとすぐです。