
京都観光はバスで
京都駅を出たら右斜め前にある京都市バスのステーションで¥500の一日乗車券を購入。それで観光地を巡っています。3回乗ったら¥660で¥160がお得になります。2回だとちょっと損しますが、それでも降りるときに小銭がいらないのはいいです。
北野天満宮、金閣寺、哲学の道、京都市美術館、動物園、平安神宮、曼殊院、詩仙堂、八坂神社に清水寺、永観堂など、多くの神社仏閣へ行きました。ただ代表的な大きな観光名所である嵐山と大原三千院へは行けません。嵐山へはJRで行きます。いつもJRを使うので、京都駅で山陰本線に乗り換えて嵯峨嵐山駅まで。30分ぐらいかかります。紅葉の季節は夕方の帰り電車がぎゅうぎゅう詰めになります。なので時間をずらした方がいいかもしれません。
市内は地下鉄でも行けるところがありますし、その方が早いですが、いつもバス。せっかくだから景色も見たいので。鴨川を渡る際に北に見える北方面(鞍馬山の方?)がなだらかで穏やかで癒されます。何枚か持ってるはずなんですが、どこにあるのかわかりませんでした。
ということで、今回は桜の時期の平安神宮に行ったときのことを。
京都観光/地図

https://www.google.com/maps/
google map
左下が京都駅で、ここからバスに乗って右上の平安神宮まで行きました。まわりの△は近くの観光名所。永観堂と南禅寺は歩いて行けます。20分~30分ぐらいはかかるでしょうか。西へ行くと鴨川。天気がよければ、ぷらぷらと歩いても気持ちいいです。
平安神宮

平安神宮/アクセス

京都駅前の市バス乗り場で5系統、100号系統、110号系統に乗ります。最寄り駅は「岡崎公園 美術館・平安神宮前」です。所要時間は20分ぐらいでしょうか? 降りたら大きな鳥居のそばです。が少し戻って岡崎琵琶湖疏水の辺りへ。川岸に桜がずらっと並んでいます。橋の上から東山の方です。左側の桜は夜になるとライトアップされます。

川を遊覧船が行き来しています。大阪の大川の桜と遊覧船もきれいですが、こちらはとてものどかな感じです。嵐山でも秋の嵐山紅葉祭のときに大堰川(おおいがわ)に船が出てます。平安装束に身を包んだ人たちが龍の頭のついた船に乗り込み、扇子を投げたりして。とても優雅な雰囲気を楽しめます。こちらは西の方です。
平安神宮/駐車場


大きな鳥居の向こうに岡崎公園駐車場があります。岡崎公園(岡崎グラウンド)の地下になります。入退利用時間は午前7時30分から午後10時30分まで。普通車506台。料金は1時間500円。以降30分迄毎に200円です。バイクや小型(原付及び125cc以下)300円で、大型(125ccを超える)は400円です。自転車(一日1回につき)200円で駐車できます。車高制限:2.3m。

道幅は広く、空は高く、山並みはなだらかでとても気持ちがいいです。ただ少し曇って風が吹くとかなり寒いです。温度差がかなりある気がしました。写真は京都市美術館と桜。
平安神宮/桜
平安神宮/神苑



見よ、と言わんばかりの桜。平安神宮神苑入ってしばらく行ったところです。もうあっちもこっちも桜です。樹齢が古いのでしょうか、添え木してたり、藤棚みたいなものを設えたりで保護されていました。いちばん上が「八重紅枝垂桜」かな?
国指定の名勝庭園です。拝観料は¥600
平安神宮/池

南神苑、西神苑、中神苑、東神苑、とそれぞれに池があります。中神苑と東神苑はつながっています。
平安神宮/橋

池の上にかかるように桜が咲いて、その向こうに小さな石の橋が架かってます。池との距離といい、その掛かり具合といい、桜の枝ぶりといい、目がくらむほど美しいです。池と桜のベスト1でしょうか。個人的に 。京都観光の名所というか穴場というか。
南神苑、西神苑、中神苑、東神苑、と時計まわりに本殿を囲むように神苑が構成されています。下の写真が中神苑です。ここを過ぎると泰平閣(橋殿)のある東神苑です。
平安神宮/泰平閣(橋殿)




泰平閣(橋殿)を四枚。ここでしか見られない桜の風景です。なんともいえずうつくしいです。春の京都の観光コースとして外せない場所ですね。
平安神宮/御朱印

平安神宮では朝の7:30から御朱印をいただけます。たいてい朝の9:00ぐらいからですから、一日で多くまわろうという方にはありがたいですね。五社めぐり(上賀茂神社・八坂神社・城南宮・松尾大社・平安神宮)というのがあります。平安京を守護した神社をめぐるというものです。最初にお参りした神社(八坂さんのみ?)で申し出ると御朱印を押して専用の色紙(¥1,000)を購入できます。すべてまわると満願記念品しおりがプレゼントされます。いつでもやってるかどうかわかりません。
公共交通機関を使って「KYOTO まち歩き×御朱印巡り」という交通公共機関利用キャンペーンも2月までやってました。こちらもプレゼント付。
平安神宮/拝観料など

朝の6:00から18:00まで開いてますが、季節により若干変わるようです。神苑の拝観料は¥600。住所は京都市左京区岡崎西天王町。地下鉄だと東西線の東山駅が近いです。が歩いて十五分ぐらいでしょうか。市バスだと目の前です。
平安神宮/歴史

平安神宮が造られたのは明治28年。数百年の神社仏閣が多くある京都では歴史の浅い方です。新しい神社なんですね。明治維新で天皇が東京に移って、その際に平安京を模した平安神宮を造りました( 平安遷都1100年祭 )。京都三大祭のひとつ時代祭は、平安神宮創建を祝う目的で始められました。以後、毎年秋に行われています。
京都御所が起点で、烏丸通を南下してゆっくりと市内をめぐって平安神宮にたどりつきます。御池通、河原町通、三条通を経て、神宮道をまっすぐ平安神宮まで行きます。御苑では広い砂利道を時代装束に身を包んだ方々がゆっくりと歩きます。有料席も用意されています。筆者もなんどか行ってます。秋の日差しがとてもきつい中を撮影してました。
平安神宮/お守り

安産・交通安全・縁結び・就職・十二支・学業合格・開運厄除・開運招福・旅行安全・健康長寿・無病息災とたくさんあります。値段はだいたい¥800か¥1,000。ペット愛護というのもあります。
平安神宮/ご利益

それはなんといっても縁結び。戦後、平安神宮での神前結婚が流行ったことから来ています。なぜ流行ったのかは謎です。
桜の頃に訪れたら心の滋養、眼福は間違いありません。あちこちとてもうつくしいです。ただ今回調べて新しいとわかって驚きました。京都御所となんとなく一緒ぐらいという印象がありましたので。神苑をめぐっていると、いにしえの高貴な方々はここで宴を催していたに違いない、などと思っていました。
いずれにしても、京都の春の観光コースなら、ぜひ入れてもらいたい名所ですね。
あとがき
タクシー料金がアプリで乗車前にわかる
スマホの配車アプリを利用して、乗車地と目的地を入力すると、乗車前に運賃が表示され、確定できるというのは便利で安心ですね。
4月から整備して、年内にサービスが始まるそうです。
なんと渋滞してたらそれを加味して算出するというのだからスゴイですね。のろのろしてたら料金がいくらになるか不安になりすしね。
2017年に実証実験を行ってます。そのときの参加者およそ7割が、「また利用したい」と回答している。とかなり期待できそうなサービスです。
関西旅行記-平安神宮の桜